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まいにちねむたい

しがないおたくです

メサイア 暁乃刻

※ネタバレしてます。抜群にエモい感想で申し訳ない。

 

これ言われたら行くしか…オリエンタル劇場だったら心折れてたんだけど(ある意味東京行く方がマシと思うぐらい遠い)、ピロティだったから助かった。最近ドラマシティとピロティばっかり行ってる。

不安定ながらも強く成長していき、それでもずっと儚さと狂気と美しさを感じさせる悠里が好きだった。白崎と悠里はどんな風に卒業ミッションをやり遂げどんなメサイアになるのだろう、そう思っていた。キャスト発表でざわつき、白崎1人で行われる卒業ミッションと知りまたざわつき、怖すぎて観にいくのを躊躇っていたけど先のツイートと東京公演を観た友人のどうしても観た方がいいとの言葉を受けて行ってきた。

 

間宮が最初から死ぬと決まっていたように白崎と悠里の行く末が果たして最初から考えられ決められていたことなのか、役者の諸々があったからこういうストーリーになったのか。わたしはできれば後者であってほしい。そうじゃなかったら今までの白崎と悠里の会話や出来事全部が苦しい。2人でひとつと言い続けて強くなりお互いが相手のために生きていて、その先に待っていたのがこの運命だったのか。しんどい。後半だいたい泣いていたけれど、白崎がメサイアの掟を言うところがピークだった。ダバダバ泣いた。離れて生きていけるか危うい2人が共にサクラとして生きるにはこの形が最良だったのか。一緒に暁をみた白崎と悠里の2人は、これから1人のサクラとして共に生きていく。最後白崎が走り出した瞬間暗闇になる演出があまりにも最高で興奮したんだけど、ちょっと落ち着いて泣きやんでたのにそのシーンでまた涙が出てしまった。2人でひとつ、これからもずっと悠里は共にいる。それはわかっているのに、それでもやっぱり白崎は1人なんだなぁと思ってしまった。舞台中、カーテンコール、ずっと白崎が1人で立っているのを見て泣いていた。心は共にある、それは理解していても隣に悠里淮斗が立っていないのが苦しくて寂しかった。一緒に並んで、2人揃って生きて卒業してほしかった。

 

あと有賀がいつきって呼ぶところもよく泣いた。有賀と加々美がメサイアになった〜〜〜!と謎の感動。前からメサイアだよ。有賀はチャーチに来て人間になり、それを本人は弱さと言っていたけれどそうじゃなくて。より人間らしくなって弱くなった部分もあるけれど逆に強くなれる部分もある。それをひっくるめて受け入れて加々美と共に強く強くなるんだろうなあと思った。有賀はわりと一旦落ち着いたという印象を持ったんだけど逆に加々美の脆さと危うさが浮き彫りになったような。加々美のおじさんは今回で本当に死んだのか…?あと脳内にあるチップはどうなるのだろう。脳内にチップが埋め込まれているということは、おじさんと過ごしていたときにそれなりに命に関わる手術なりなんなりを受けているんじゃ〜と思うんだけどその辺って今までの作品でなんか言及ありましたかね。覚えてないんだ…。加々美の過去が未だに薄ぼんやりとしかわかっていないので、悠久はそこを絡めた有賀と加々美の卒業ミッションなのかな。そしてそこが詳しく語られるにはまだおじさんの存在が必要な気がするんだが。てかもう卒業すんの!?はやくない!?

サリュートめちゃくちゃかっこよかった。あのビジュアルで一人称僕って。どう考えても好きだろ。おそらく次も有賀と加々美の敵として出るかな?アクション知識とかなさすぎて出演者みんなかっこいいなあすごいなあという小学生でももうちょっと良いこと言えるわ、みたいな感想しか出てこない。有賀とサリュートの戦いが一番見応えがあった。新人もこれからどうなるのか。照る日の社絡みの2人が気になる。

 

 目の前の展開を追うので精一杯すぎて、絶対理解しきれていなかったり解釈間違ってる部分もあるし今まで作品との繋がりも思い出せていないところも多い。もう1回観たい気持ちもあったんだけど、悠里淮斗が死んだという事実を受け入れるのが辛すぎて観れなかった。観劇後すぐは理解が追いついていなくて、家に帰ってから悠里は死んでしまったんだとじわじわ実感して悲しくて泣いた。わたしは悠里がひとりのサクラとして、白崎のメサイアとして生きていく姿を思い描いていたのだけれどそれは悠里淮斗の本質を読み違えていたということで。悠里は本当に白崎を守ることを考えそこに自身の在り方を見出していて、白崎を守れない自分は必要なかったのだろう。白崎はそれを誰よりも理解していたし受け入れていたし悠里を信じていた。ネクロマンサーと融合したとき悠里は自身の人格がネクロマンサーに負けない勝算があったのかが疑問で、まずそこまで考えていたかもわからないんだけど。悠里だからある程度可能性としての自信はあったんじゃないのかなあ。自信というか白崎をずっと守るという執念、執着かな。悠里の人格を取り戻したのは白崎で、やっぱり白崎も悠里もどうしようもなくお互いのメサイアだった。必要なものは目に見えるものではなくそこに在るということ。白崎と悠里だからこそなれたメサイアとサクラの新たな形なのかなと思う。

白崎が「護」なのがもうほんとに…どこまで考えてこの名前なんだよって感じなんだけどこれからも白崎は悠里と共に、悠里に護られたその命をもって生きていくんだろうな。白崎のメサイアスーツとても素敵でした。暁乃刻大千秋楽、卒業おめでとうございます。

 

投稿しようとしたら大千秋楽の様子を聞いてしまい震えている。2人で卒業できたね、おめでとう。